保証会社について
物件を借りる際に必要となる保証人がいない場合、保証人の代わりとなってくれる会社が保証会社です。
これまでは「連帯保証人」を立てることが一般的でしたが、保証会社を利用するケースが増えました。
両親が高齢であったり、親戚に頼みづらいなど連帯保証人が難しくなっていることが挙げられます。
テナント賃貸では金額も大きくなりますし、保証人ではなく、保証会社を利用することが多いです。
賃貸借契約の際に初年度分の保証料を支払い、翌年以降は滞納せずに家賃を支払っていると、保証料が下がるという流れが一般的です。
初年度の保証料は家賃の0.5ヶ月分〜1ヶ月分が目安です。
※保証会社によって違います
「1ヶ月分支払うならば保証人を立てたい」と考える方もいるかと思いますが、入居者さんが選べることではなく、大家さんや管理会社から条件として提示されます。
どちらでもOKの場合もあれば、保証会社必須というところもあります。
保証会社の役目
借主が家賃を滞納したり、支払うことができなくなった時に入居者に変わって貸主へ家賃を立て替えて支払う。
借主の支払い義務が無くなるわけではなく、保証会社から入居者へ請求される。
退去時の原状回復の際も同様です。
借主のメリット
保証会社を利用するためには保証会社の審査を受けます。
この審査に通ることで、大家さんもこの人の履歴は大丈夫なのだと入居の審査が通りやすくなります。
契約時の費用は増えますが、連帯保証人を立てる必要がなくなることで手間が少なくなりスムーズに契約へ進めます。