店舗型住宅で開業

経費としてどうしてもウエイトが重くなりやすいのはテナントの家賃です。

スタッフを連れての開業や、現在の顧客の関係上どうしてもという場所があるなどの理由がなければ家賃は安いに越したことはなく、なかでもおすすめなのは店舗型住宅です。

現在賃貸でお住まいでしたら、住まいの家賃とテナントの家賃と店舗型住宅の支払いを比べてみると良いと思います。

テナントの家賃を想定するには「売上の10%」や「3日分の売上」が一つの目安とされています。
開業後の1ヶ月の売り上げ予想をしてみると分かりやすいと思います。

最近は小さな美容室を一人で開業する方や、小型店舗、女性に限らず男性も店舗型住宅での開業が増えています。
社会全体の人材不足や、働き方改革によりスタッフの確保は年々難しくなっていることを考えると
自然の流れなのではないかと思います。

店舗型住宅で開業をされる理由は

・将来の人生設計として家族との時間を保てるように

・通勤のストレスと時間的拘束からの開放

・スタッフ育成の労力とスタッフ数の変動による売り上げ増減をなくしたい

などの理由が多いようです。

テナントでの開業でも大都市大通りの路面店を希望する方はとても少なくなり、
駅から離れていても、1階でなくてもお客様の集客には差がなくなってきています。
たくさんの情報をネットで探せることから、通行人からの集客を必要としなくなったからですね。

今後のライフ設計なども踏まえ、店舗型住宅での開業も選択肢の一つとなります。