今までたくさんの美容室開業をお手伝いしてきました。
その中でもみなさん一番心配されるのは「自己資金の金額」と「銀行融資」についてです。
新規独立開業ではほとんどの方が銀行から融資を受けます。
そこでポイントとなるのが自己資金。
自己資金はある日突然用意した自己資金よりも、
コツコツと貯蓄をしてきた自己資金の方が信頼度が格段に大きくなります。
ある日突然用意した自己資金が、自己資金と認められないわけではありません。
あくまでも信頼度の話しです。
お金には名前が書いてあるわけではないので「自分でこれだけ貯めました」
という証拠は自分の通帳に毎月コツコツと貯めていくことが一番の証拠となります。
タンス貯金などの形の残らないものではなく、通帳へ形を残すのが重要です。
その上で、親御さんからの援助があったり、第三者から融通してもらったなどの資金があればそれも自己資金として銀行へ提示します。
美容室を開業してからのことを考えると、個人美容室ではあまり大きな銀行とお付き合いをすることはありません。
ですので、自己資金を貯める通帳としては、自分が開業したい土地の地方銀行や信用金庫がお勧めです。
今からでも遅くはありません。出来る限りのことをやっておきましょう。
そして、日々、毎月の家賃や携帯などの支払いの管理もしっかりと注意しましょう。
自己資金の貯め方のまとめ
- 開業したい土地の地方銀行や信用金庫に通帳を作る
- 少額でもコツコツと通帳へ貯蓄する
- できる限り定期的に